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WORK vol.2 都市を見つめ続ける“トシケン”が想像する「半歩先の未来」って、 どんな世界?

member
  • (左から)
  • 榎本 元 / 執行役員 コミュニケーションデザイン統括担当補佐
  • 水本 宏毅 / 都市生活研究所 所長

都市に住む生活者の暮らしを熟知する組織
「都市生活研(トシケン)究所」。

住宅・不動産のマーケティングや、まちづくり・商業施設のプロモーションなどを手がける読売広告社の「都市生活研究所」。広告会社としては非常にユニークな取り組みですが、その成り立ちや今後のミッションについて、都市生活研究所・元所長で執行役員の榎本元と、現所長の水本宏毅に語ってもらいました。

私たち都市生活研究所は、都市生活者の研究・調査を基盤に、独自の視点で不動産を中心とした「住」に関する商品開発から広告・販売戦略までをトータルにコンサルティング~プランニングしています。「不動産広告」のリーディングカンパニーとして培った都市生活者のインサイトに基づく独自のマーケティングノウハウを武器としており、広告会社の中では、他に類を見ないオリジナリティのある部門となっています。

当部門の歴史は1990年にさかのぼります。当時、不動産会社各社がマンションや戸建住宅を単純に販売するだけでなく、都市開発型の「まちづくり」を志向し始めたことに起因しています。広告会社としてのサービス体制も変わるべきであるという考えをいち早く持ち、不動産領域の広告宣伝業務だけでなく、まちづくりに対するコンサルティング領域を主軸においたマーケティング業務を行う部門として「環境プランニング局」が発足しました。

まちづくりを計画していくためには、どういった視点が重要なのか?私たちが出した答えは「生活者視点」でした。不動産開発は、構想から竣工まで数年、大規模になれば10年かかります。不動産開発のマーケティング活動に深く関わるためには、そこで暮らし、憩い、楽しむ生活者を想定すること、さらには、住民はもちろん、集い憩う生活者の未来の暮らしをも予見する体制が必要になると考えました。そこで、2000年に「都市生活研究局」が誕生します。都市生活研究局のサービスは、不動産以外の住宅周辺領域の業務拡大サポートにまで広がっていきました。

そして、2009年に「都市生活研究所」へ名称を変更して、現在に至ります。ソリューション機能だけではなく研究開発機能の融合促進を図り、不動産会社の幅広いマーケティング活動全般(開発コンセプト構築・商品企画から販売促進まで)に対応する部門であることはもちろん、都市に住む「生活者」の住まいと暮らしに詳しいマーケティング部門へと進化しています。

21世紀は「都市の時代」。だからこそ、
都市に住む生活者を読み解くことが鍵。

21世紀は「都市の時代」と言われています。国連によると、世界の人口の半数以上が都市に暮らし、都市への人口集中は数十年以上に渡って続くと予想されているほど。その結果、環境問題やゴミ問題、エネルギー問題など、都市における様々な課題を解決する必要がこれまで以上に生まれてくると考えられています。

また、日本、中でも「東京」の人口は、世界の大都市と比較してもトップクラスです。日本では東京のみに人口が集中していくと言われており、特に東京都市圏はこれからの社会や時代のマーケティング課題が数多く存在しています。

つまり、都市、とりわけ東京の動向を熟知し、そこに暮らす生活者を把握することは、半歩先の未来における世界の社会的課題を解決することにつながる訳です。都市に注目し、都市を見つめることで、生活者を規定していくことができますし、マーケットの新しい捉え方のヒントが得られます。

「都市における生活文化視点」で社会や時代の潮流とその未来を読み解くこと、これからの都市生活研(トシケン)究所のミッションをそう捉えています。

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